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知多半島ぐっると一周  その1
 2008.10.5

常滑焼き

(愛知県常滑市)

平安時代末期(12世紀)には、常滑を中心にして知多半島の丘陵地 のほぼ全域に穴窯が築かれ、山茶碗や山皿、壷などが作られました。
この 時代に作られた焼き物は、一般に「古常滑」と呼ばれています。
当時、焼 き物を作っていたところは、
日本六古窯(常滑、瀬戸(赤津)信楽丹波備 前越前」と呼ばれていますが、
中世、常滑窯は、その中でも最も大きい 生産地でした。

常滑やきもの散歩道
陶磁器会館
常滑やきもの散歩道マップAコース(1.5km)へ出発
です
上天の坂 ↑崩れかかった窯
北山橋の巨大”まねき猫”・・(”とこなめ見守り猫 とこにゃん” という名前らしい・・07/03/28)完成)
橋からの眺め・・・右前方に常滑駅があります。
名古屋芸術大学常滑工房 やきもの散歩道 7
2年前、陶器つくりを体験させてもらった義翠窯さんです。 廻船問屋瀧田家の前にある”でんでん坂”
土管坂・・・左右の壁に土管や焼酎瓶がはめ込まれています。
登り窯広場
 

国の重要有形民俗文化財に指定されている「登窯」(陶栄窯)
明治20年に築かれ、昭和48年まで実際に使われていたそうです。
日本で現存する登窯では最大級の窯です。
 窯の裏手に回ると10本の煙突があり、端の方へ行くに従って高くなっています。
これは通気性(ドラフト)を利用して、窯の隅まで均一に焼けるように考えた当時のアイデアなんですって!!


↑やきもの散歩道 15
陶器の街らしい煙突や黒壁が絵になる風景
散歩中、イーゼルを立て、絵を描いている人を何人か見かけました。
ホント、ここには、絵になる景色が、沢山あります。
↑煙突にからまっている蔦が、紅葉し、秋を感じさせてくれます。

窯や
「窯や」のお店の前にある”巨大な急須”

他にもいろいろ、インパクトのあるものが、
沢山展示されていました。
旧窯を使用した展示スペースです 土管を利用した水槽に金魚が泳いでいました。
後ろには、般若の面が・・・これも常滑焼?

浄土真宗光明寺
大きな甕ももちろん常滑焼です
煙突のある風景
煙突の後ろにあるビルは、2年前には、なかったんですけど・・
煙突が、目立たへんようになってしもたなあ。
(下方にある2年前の写真と比べて見てください)
レトロな”いちき橋
そろそろ、Aコース終点です

   
散歩中に見かけた花たち
   
       ↑ジュランタ・タカラヅカ     ↑ケイトウ
   
ヘブンリーブルー         ↑唐綿(とうわた)
 
角山窯
急須以外はすべてオリジナルだそうです。

マグカップを買ってしまいました。
   
古窯庵
福井県などの契約農家から蕎麦の実を仕入れ、挽きたて、打ちたて、茹でたての本格的な蕎麦が味わえます
(廻船問屋・瀧田家のすぐ近く)
2年前に来た時は、鬼おろしそばを食べて、すっごくおいしかったので、今回もお昼は、ここで、いただきました。
今回は、”たぬきおろしそば”・・・・大根おろしとてんかすがのっていました。1200円
 
年前の夏に、はじめて訪れたときは、散歩道Aコースを逆コースでたどりましたが、
今回は、小雨まじりの中、順を追って、細くて坂の多い街を、じっくり散策しました。

たった、2年しか経っていないのに、随分と雰囲気が変わっていたのには、ちょっと、驚きました。
何が変わったかというと、
前回、陶磁器会館の駐車場は、無料でしたが、今年の春から、休日のみ500円の駐車料金がいるようになったこと。
観光客が、前回と比べると、随分増えたように感じられること。
いろんなお店が、増えたこと。
招き猫を沢山見かけるようになったこと。・・・招き猫で街おこしかな??
個人的な気持ちですが、これ以上派手なお土産物やさんや食べものやさんは、ふえてほしくないなあ・・・
このレトロな煙突と黒壁の雰囲気が好きだから・・・

INAXライブミュージアム
2006年10月、「窯のある広場・資料館」「世界のタイル博物館」「陶楽工房」の既存の文化施設に、
「土・どろんこ館」「ものづくり工房」が加わり、土からやきもの製品まで、
その歴史や文化、美しさや楽しさを体感・体験できる5つの発見館となって、INAX創業の地 愛知県常滑市にグランドオープンしました
(HPより)
ハナミズキ
↑台車式トンネル窯
温度分布のついたトンネル状の部屋の中を、台車に積まれたタイルが少しずつ移動しながら熱を受取焼きあがっていく連続焼成の窯です。
中央の写真は、トンネル窯の内部
右はタイルが乗っている台車

INAXは1924年 伊奈製陶株式会社としてこの常滑の地で創業。
会長、大倉和親。常務、伊奈長三郎が就任しました。


タイルの絵付け体験などができる施設やタイル博物館、レストラン、ショップなどがあり、
時間に余裕があれば、楽しめそうです。
私たちは、これから、247号線を南下し、知多半島一周へ・・・

愛知県常滑市奥栄町1-130
駐車場に停まっていた、オード三輪車(今でも現役?)

この続きは、知多半島ぐるっと 一周 その2(盛田、野間灯台ほか)

  小さな旅
2008.10.5


2006.8.11

常滑
(愛知県常滑市)

"とこなめ”? 名前は、聞いたことがあるけど、どの辺にあるのかなあ?
愛知県の知多半島、かの有名な「中部国際空港・セントレア」のすぐ近くで、
土管などで有名な陶器の街でした。


常滑焼き物散歩道Aコース内
坂道が多く、狭い曲がりくねった道を散策します
煙突のある風景 土管坂
明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶が壁面をおおい、
雨のために土が流れ崩れるのを防いでいます、


足元には、ケサワ(土管の焼成時に使用した捨て輪)と
呼ばれる廃物が使われていています。

街のあちらこちらで、このような土管や焼酎瓶を見かけました

焼酎瓶

土管
廻船問屋瀧田家
江戸時代から明治時代に廻船業を営んでいた瀧田家(1850年頃建築)を復元。

登窯
1887年(明治20年)頃に築かれ1974年(昭和49年)まで使用されていた、
日本で現存する最大級の登窯
国の重要有形民俗文化財

製品の出し入れ口

焚き口
涼しげな音色を奏でる水琴窟(登窯広場内)
戸時代に、茶室の入り口や手水鉢(手を洗うための水を入れた鉢)
の地下に、底に穴を開けたカメを逆さにして埋め込んだもの。
水がカメの底の穴からカメの中に溜まった水面へ落ちると、
カメの中で反響して、澄んだ音を響かせる。
その音が琴の音色に似ていることと、
その構造から「水琴窟」と名付けられたといわれています。

東京の庭園で古い水琴窟が発掘されましたが、
そこで使われていたのが、
常滑焼きの大甕(かめ)だったそうです。




義翠窯 陶芸道場 
電動ろくろで、陶器作りを体験しました。
さて、どんな作品ができるか、お楽しみ

体験は、粘土約1.2キロ(作品2点)で3,000円
1時間程で、できあがりますよ。
電動ろくろ・・・土の感触は、気持ちよかったなあ。
でも、なかなか自分の思うようにはいきませんでしたが、
そこが、よい
のかも?
出来上がった作品たちです。なかなかのもんでしょう?(えっ 迷作ぞろい)
一ヶ月したら、色付けして、送ってくれるそうです。待ち遠しいなあ


常滑焼”・・・西暦1100年頃から900年を超えるという、暮しに馴染んだ焼き物です。

平安時代末期(12世紀)には、
常滑を中心にして知多半島の丘陵地 のほぼ全域に穴窯が築かれ、
山茶碗や山皿、壷などが作られました。
この 時代に作られた焼き物は、一般に「古常滑」と呼ばれています。
当時、焼 き物を作っていたところは、
日本六古窯(常滑、瀬戸、信楽、丹波、備 前、越前)」と呼ばれていますが、
中世、常滑窯は、その中でも最も大きい 生産地でした。
室町時代に入ると、「窯」は、常滑地区に集まってきて、生産品も大型 のものがほとんどを占めました。
それらの大型のカメや壷は、船で、東北、 関東、関西、中国、九州にまで運ばれました


常滑市は、知多半島の西海岸中央に位置し、温暖な気候と豊かな自然
に恵まれたまちで、千年の歴史と伝統を誇る“とこなめ焼”の産地として有名です。

お昼は、”古窯庵”で鬼おろしそば \1200 をいただきました。
粗挽きの細い蕎麦は、よく冷えていて、ツルツルとノド越しもよく、おいしかったです。
店内は、土間のコンクリートのタタキには陶板等を埋め込むなど、焼物の町・常滑らしい雰囲気のある良いお店でしたよ。
完成しました。どうですか?なかなか、渋いでしょう?

   小さな旅

2006.8.11


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